【2024年】防災グッズ(防災セット)で本当に必要なものおすすめランキング!地震対策に!
地震や台風、津波などによる自然災害はいつ起こるかわかりません。
災害が起きると日常生活が難しくなるため、防災グッズを揃えておくことが大切です。
しかし、本当に必要なものを用意しておかないと、いざとなったときに困ってしまいます。
そこで今回は、防災セットを用意する際のポイント、本当に必要なものおすすめランキング、必要のなかった避難用グッズについて詳しく紹介します。
※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。1.防災セットは非常持ち出し用と在宅避難用で分ける
災害が起きたときに備える防災グッズは、避難場所へ避難する際に必要な『非常持ち出し用』と、自宅での避難生活に必要な『在宅避難用』に分けて用意しておく必要があります。
それぞれのポイントをチェックしてみましょう。
【非常持ち出し用】
非常持ち出し用の防災グッズは、一時的に避難所で生活する際に必要なものを用意するのがポイントです。
非常時に持ち出せる量は制限があり、重量が重たいと持ち運びが困難になります。
必要最低限のアイテムを揃えておき、重量は10〜15kg程度を目安にリュックにまとめて持ち運びやすくしておきましょう。
【在宅避難用】
自宅に倒壊や浸水、焼損などの被害がなく、安全に生活できる場合は、避難所に行かずに自宅にとどまって在宅避難するケースが多いです。
災害時は水道やガス、電気といったライフラインが止まり、物流も途絶える可能性があります。
復旧するのに一週間程度かかることが想定されるので、非常持ち出し用の防災グッズに加えて、必要なアイテムを備蓄しておきましょう。
2.【持ち出し用】防災グッズで本当に必要なものランキング
ここでは、非常持ち出し用防災グッズで本当に必要なものをランキング形式で紹介します。
2-1.【第15位】安眠グッズ(アイマスク・耳栓)
避難所では大勢の人が生活するため、話し声や足音、いびきなどが響き、夜間でもライトの光で明るいことが多いです。
災害時は心身ともに疲れやすいので、しっかり休むためにもアイマスクや耳栓をリュックに入れておくと、安眠やストレス軽減に役立つでしょう。
2-2.【第14位】アルミシート
冬や夜間は冷えやすいため、アルミシートを入れておくと寒さ対策になります。
保湿以外にも、着替えや授乳の際の目隠しにも使えます。
軽量で薄いタイプを選べば、リュックに入れてもかさばりません。
2-3.【第13位】貴重品・現金
貴重品は日頃から小さなバッグやウエストポーチに入れておき、すぐに持ち出せるようにしておくのがおすすめです。
しかし、非常時には持ち出すのを忘れてしまう可能性もあるため、身分証・健康保険証・通帳のコピー、連絡先のメモなどを非常持ち出し用リュックに入れておきましょう。
また、災害時はレジやATM、キャッシュレス決済などは使用できない可能性が高いため、現金(小銭を含む)も用意しておきましょう。
2-4.【第12位】レインコート
災害時には、大雨の中で避難や移動を行う場合があるため、レインコートがあると体を守ることができます。
防災用には、水の染みや蒸れを防げる素材で、全身が守れる上下セパレートタイプのレインコートがおすすめです。
軽量・コンパクトなものをリュックに入れておきましょう。
2-5.【第11位】ヘルメット
災害時には落下物や飛来物、転倒によって命の危機に晒される恐れがあるため、頭を守るヘルメットがあると安心です。
国家検定合格品の防災ヘルメットを、1人1つずつ備えておくとよいでしょう。
2-6.【第10位】衣服
災害が発生してから物資が届くまで3日〜1週間程度かかることが想定されるので、着替えが必要になります。
下着・靴下は毎日替えられるように、最低3日分は備えておきましょう。
圧縮袋やチャック付きのビニール袋に入れると、コンパクトにまとまり、水濡れを防ぐことができます。
【用意しておきたい衣類】
- 下着
- 靴下
- トップス(長袖・半袖)
- ルームウェア
- アウター
【選ぶ際のポイント】
- 目立ちにくい色
- 動きやすさ
- 軽量
- 高機能(抗菌・消臭・速乾・保温など)
2-7.【第9位】救急セット・薬
怪我や病気をしたときに、応急処置ができる救急用品や薬を備えておくと役立ちます。
【おすすめの救急アイテム】
- マスク
- 体温計
- 絆創膏
- 包帯
- ガーゼ
- はさみ
- ピンセット
- 綿棒
- 消毒液
- 三角巾
- アイスパック(瞬間冷却剤)
- 使い捨て手袋
【おすすめの薬】
- 総合かぜ薬
- 胃腸薬
- 解熱鎮痛薬
- 皮膚薬
- 虫さされ用薬
持病がある人は、薬の予備も備えておきましょう。
最低でも3日分、命に関わる薬は7日分を非常持ち出し用リュックに入れておくことをおすすめします。
2-8.【第8位】ライト・LEDランタン
夜間に避難する場合や、電気が止まっている場合を考えて、懐中電灯やライト、LEDランタンを準備しておくことも大切です。
充電式だといざというときに使えない可能性があるので、電池式や電池と併用できるUSB充電式を用意し、予備の電池もリュックに入れておきましょう。
2-9.【第7位】ウェットティッシュ・タオル
災害時は水道が止まってしまい、手洗いや入浴ができなくなることがあります。
ウェットティッシュを備えておくと、手や体の汚れを落とす・汚れた食器をきれいにするといった使い方ができ、衛生管理に役立ちます。
タオルも体を拭いたり汚れを落としたりするのに使いやすく、応急処置や防寒、敷物代わり、目隠しなどいろいろな使い方ができるので、リュックに入れておきましょう。
2-10.【第6位】防災ラジオ
災害が起こったときは、必要な情報を収集することが重要です。
テレビやインターネットは使えなくなる可能性があるので、防災ラジオを準備しておきましょう。
防災ラジオはAM放送とFM放送どちらも聴けるもので、手回しやソーラー充電、乾電池で充電できるタイプがおすすめです。
2-11.【第5位】携帯トイレ
災害時には、トイレが使えないことが大きな問題になります。
そのため、携帯トイレは防災グッズに欠かせません。
非常持ち出し用リュックには、1人1日5回を目安に最低3日分は入れておきましょう。
2-12.【第4位】生理用品
女性が備えておきたいグッズには、生理用品があります。
生理になっても避難所で生理用品がもらえないこともあるため、最低1サイクル分は用意しておきましょう。
生理用品の他にも、女性は以下のようなものを備えておくのがおすすめです。
- おりものシート(パンティライナー)
- 中身の見えないゴミ袋
- 尿もれケア用品
- サニタリーショーツ
- デリケートウェットシート
- 防犯ブザー・ホイッスル
2-13.【第3位】飲料水
災害時は水を確保するまでに時間がかかる可能性があるため、避難時に水分補給ができるように飲料水を入れておきましょう。
衛生面や飲みやすさを考慮して、500mlのペットボトルを3〜4本用意しておくのがおすすめです。
2-14.【第2位】食料品
避難する際は、食料品も必要になります。
最低3日分、手軽に食べられる非常食・携行食を入れておきましょう。
また、避難所の配給では、おにぎりやパン、カップ麺など炭水化物が中心となりやすいため、タンパク質やビタミンなどを栄養補給できる食品を入れておくとよいでしょう。
2-15.【第1位】モバイルバッテリー(充電器)
災害によって停電が起こると、スマホの充電ができなくなってしまいます。
家族の安否確認や情報収集、救助要請などスマホを使う場面は多くあるため、モバイルバッテリー(充電器)は必需品です。
1人1台を目安に、大容量タイプや乾電池式タイプの充電器を準備するのがおすすめです。
【チェックリスト】
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3.【在宅避難用】防災グッズで本当に必要なものランキング
ここでは、在宅避難用に本当に必要な防災グッズを、ランキング形式で紹介します。
3-1.【第10位】使い捨てカイロや小型扇風機
災害によって電気が止まると、エアコンや扇風機などが使えなくなります。
冬は低体温症、夏は熱中症の危険があるので、寒さ・暑さ対策が必要です。
使い捨てカイロや電池式・充電式の小型扇風機など、災害時にも使える季節用品を備えておきましょう。
3-2.【第9位】給水袋
災害で断水したときのために、給水所や給水車から配られる水を運ぶ給水袋を用意しておきましょう。
水は重く持ち運びにくいため、背負式の給水袋や、リュックサックやキャリーバッグに入れて持ち運びやすい給水袋を備えておくのがおすすめです。
3-3.【第8位】ほうき・ちりとり
家の中を掃除する際、停電していると掃除機が使えません。
ほうきとちりとりを用意しておくと、散乱したものを片付けるときに役立ちます。
3-4.【第7位】ブルーシート
ブルーシートは家の片付けや補修、雨風避け、敷物代わりなど、さまざまな使い方ができます。
災害時には品切れになりやすいため、事前に備えておきたいアイテムです。
3-5.【第6位】ポータブル電源
在宅避難する場合、ポータブル電源を用意しておくと停電したときに便利です。
スマホの充電をしたり、炊飯器や洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫、テレビなど電化製品を使ったりできるので、普段通りの生活を送りやすくなります。
3-6.【第5位】トイレットペーパー
トイレットペーパーは生活必需品のひとつで、災害時に不足しやすいアイテムです。
災害後も品切れが続く可能性があるため、一週間1人1ロールを目安に一ヶ月分備蓄しておくのがおすすめです。
3-7.【第4位】非常用トイレ
災害によって配管が壊れてしまうと排水できなくなり、自宅の水洗トイレが使えなくなる可能性があります。
無理に汚水を流すと逆流してしまう場合があるため、在宅避難で使用する非常用トイレも備えておきましょう。
3-8.【第3位】カセットコンロ
カセットコンロを用意しておくと、ガスや電気が止まってもお湯を沸かしたり調理したりできます。
お湯で濡らしたタオルで体を拭ける・熱湯消毒できるといったメリットもあるので、備えておくのがおすすめです。
3-9.【第2位】食料品
災害時には、支援物資が届かない・品切れで食品が買えないといったことが起こりやすいです。
そのため、在宅避難に備えて、食料品を用意しておくことも重要です。
長期保存できるレトルト食品や缶詰、パックごはん、菓子、栄養補助食品などを、最低でも3日分備蓄しておきましょう。
3-10.【第1位】飲料水
飲料水がないと命の危機につながるため、飲み水や調理用に使う水を備蓄しておきましょう。
給水所や給水車からもらえる水には限りがあり、行列ができて待機時間が長くなることも少なくありません。
重い水を運ぶのにも体力を消耗するため、1人1日3リットルを目安に、最低3日分は自宅に用意しておくことが大切です。
【チェックリスト】
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4.必要のなかった避難用グッズ
ここでは、活躍する場面が少ないもの、代替えできるものを必要のなかった避難用グッズとして紹介します。
ただし、環境によって活躍する場合もあるため、被災状況を想定し、必要と感じたアイテムは備えておきましょう。
4-1.ロープ
ロープは脱出や救助、安全確保などに役立ちますが、扱い方に慣れていないとうまく活用できません。
一般人が使うのは難しい場合が多いでしょう。
4-2.コンパス
コンパスは地図と組み合わせることで進む方角や現在地を知ることができます。
しかし、自宅から避難場所へ向かうときは使わないケースが多いでしょう。
4-3.スリッパ
スリッパは脱げやすく靴底が薄いため、足元を保護する目的で使用するのは向いていません。
ただし、避難所で足元の汚れや冷えを防ぐのには活用できます。
4-4.インスタントラーメン
インスタントラーメンはお湯が必要になるため、災害時は食べられない場合があります。
水で作る・そのまま食べるといった方法もありますが、非常用に備えるなら、手軽に食べられる缶詰やレトルト食品などを優先した方が良いでしょう。
4-5.簡易テント
簡易テントは、避難所でのプライバシー保護や感染対策、ペットとの避難などに役立つ場合もあるでしょう。
しかし、スペースが限られている避難所ではテントを使いにくく、使用を禁止している自治体もあります。
また、野外でのテント泊は、犯罪に巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。
4-6.マッチ・ライター・ろうそく
灯りはライトやランタン、調理にはカセットコンロを使用すればいいため、マッチやライター、ろうそくといったアイテムは使わない可能性が高いです。
火災の原因にもなるため、なるべく他のもので代用するのがおすすめです。
5.これひとつで安心!おすすめ防災セット
手軽に防災グッズを揃えるなら、市販されている防災セットを購入する方法があります。
ここでは、おすすめの防災セットを3つ紹介します。
※商品価格は、2024年3月14日時点のAmazonでの価格です。
5-1.防災のミカタ/防災士が監修した防災セット 2人用
出典:Amazon
価格 | 19,800円 |
重量 | 8.78kg |
実際に被災生活を経験した人の声を参考にして作られた、防災士・災害備蓄管理士監修の2人用防災セットです。
食品や飲料水、防寒・熱中症対策グッズ、感染症対策グッズ、エアマットなど68点詰まっており、さまざまな避難シーンに対応できます。
5-2.防災防犯ダイレクト/防災士監修!防災セット 1人用
出典:Amazon
価格 | 22,000円 |
重量 | 5kg |
被災者の声をもとに、防災士が選び抜いた30種類のアイテムが詰まった地震対策用1人用防災セットです。
リュックは火や水に強い素材で背負いやすい幅広肩ベルトを採用しており、スタイリッシュなデザインなので玄関やリビングに置いておきやすいです。
大容量バッテリーのソーラー多機能ラジオライトが入っているので、情報収集や停電時の灯りを確保するのに役立ちます。
5-3.備えて安心/防災セット 1人用
出典:Amazon
価格 | 6,710円 |
重量 | 2.43kg |
5年長期保存の非常食や飲料水、非常用トイレ、ライトなど、必要最低限のアイテムが20点詰まった1人用防災セットです。
リュックは収納力が高く、必要なものを追加して入れることができます。
「お手頃価格で基本の避難セットを準備しておきたい」という人におすすめです。
早めに防災グッズ(防災セット)を準備し備えよう!
東日本大震災や能登半島地震、令和元年東日本台風など、近年起きた自然災害でも甚大な被害が引き起こされています。
日頃から防災意識を高く持ち、実際に災害が起きたときのことを想定して備えておくと、自分や家族の生活を守りやすくなるでしょう。
災害時に必要な防災グッズは、自分が生活している地域の災害リスクや、家族の人数・性別・年齢などによって異なります。
食料品や飲料水など最低限のものを揃え、自分たちに必要な防災グッズをプラスしていくのがおすすめです。
今回紹介した本当に必要な防災グッズを参考に、早めに防災セットを準備しておきましょう!
まとめ
- 防災セットは非常用持ち出し用と在宅避難用に分けて備えることが大事
- 持ち出し用に本当に必要な防災グッズランキングTOP3は、
【第3位】飲料水【第2位】食料品【第1位】モバイルバッテリー - 在宅避難用に本当に必要な防災グッズTOP3は、、
【第3位】カセットコンロ【第2位】食料品【第1位】飲料水 - 必要なかった避難用グッズは、ロープ・コンパス・簡易テントなど
- 手軽に防災グッズを揃えたいときは、本当に必要なものが詰まった防災セットを活用するのがおすすめ