【ネタバレなし】映画『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』鑑賞後レビュー|観る前に予習しておきたい“2つのシリーズ”と人物相関図

今年もコナンの季節がきました
2025年4月18日(金)、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』がついに公開されました。コナン映画といえば毎年の話題作ですが、今作は“伏線”と“人間関係”の深さが段違い。アクションや推理だけでなく、キャラクター同士の繋がりに注目が集まっています。
本記事では、ネタバレなしで本作の魅力を伝えつつ、「これを観ておくとさらに楽しめる!」という予習ポイントや、複雑な人間関係を整理する人物相関図もご紹介。映画館に足を運ぶ前に読めば、間違いなく満足度が上がる内容です。
これから観る予定の方、迷っている方はぜひ最後までご覧ください。映画館でしか味わえない濃厚な体験が、あなたを待っています。
映画「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」あらすじ
2025年4月18日(金)から公開中の映画「名探偵コナン 隻眼の残像」は、長野県警の大和敢助(やまとかんすけ)を中心としたストーリーです。
長野県警の大和敢助は、かつて雪山で“ある男”を追っていたとき、その男が放ったライフル弾によって左眼を負傷し、さらに雪崩に飲み込まれてしまう。10カ月後、国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、奇跡的に生還した敢助は現場へ。事情聴取のさなか、天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、隻眼となった敢助の左眼が激しく疼き出す。一方、毛利探偵事務所には、小五郎の旧友である刑事“ワニ”から雪山の事件について電話が入った。後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かう途中、突然銃声が鳴り響く。
コナン映画の鑑賞前にチェックしたい「予習作品」
今回の映画は、過去エピソードを知らなくても楽しめる作りですが、予習しておくと“理解度”と“感情移入度”が段違いです。特に以下の2シリーズは要チェックです。

本作の舞台の一つ、長野県警の主要キャラが初登場する回。毛利小五郎とコナンとの出会いでもあります。
登場人物:大和敢助(やまと かんすけ)、上原由衣(うえはら ゆい)、諸伏高明(もろふし たかあき)
注目ポイント: 長野組と呼ばれるメンバーの関係性が描かれており、今回の映画での“立ち振る舞い”や“言葉の重み”がより深く響きます。
彼らの背景を知ってから映画を観ると、ワンシーンごとの意味がまるで違って見えてくるはずです。

こちらは大人気スピンオフシリーズ。公安警察・安室透の若き日々と、彼の同期たちの青春を描いた作品です。
登場人物:安室透(降谷零)、諸伏景光(もろふし ひろみつ)
注目ポイント: 諸伏兄弟のことを知っておくには、このシリーズを見ておくことも欠かせません。
全5話というボリュームなので、映画前にさくっと予習できるのも嬉しいポイントです。
整理しておきたい人物相関図
『隻眼の残像』では、東京と長野をまたぐ展開で、登場キャラクターも多数。人間関係が複雑になりがちですが、事前に相関図を確認しておくだけで物語への理解度が飛躍的に高まります。

- 大和敢助・上原由衣・諸伏高明:幼なじみ&長野県警で共に働く仲間
- 諸伏景光:高明の弟。
- 安室透と諸伏景光:警察学校の同期。
- 毛利小五郎と鮫谷浩二(ワニ):小五郎が刑事時代の同僚
この相関図を理解しておくだけで、映画中のセリフや行動に込められた意味を、よりリアルに受け取れるようになります。
『隻眼の残像』を120%楽しむために
『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は、アクション×推理×人間ドラマが融合した作品です。シリーズを通して育まれてきたキャラクター同士の関係性が、物語に深みを与え、ラストまで目が離せない展開が続きます。
初めて観る人でもしっかり楽しめるよう設計されていますが、今回紹介した「風林火山編」「警察学校編」を観ておくことで、感情移入と理解度は確実にアップ。
そして、劇場のスクリーンでしか体験できない臨場感と緊張感は、やはり映画館でこそ真価を発揮します。
迷っている方はぜひ、今週末に劇場へ!『隻眼の残像』は、あなたの“推理心”と“涙腺”を揺さぶる一作になること間違いなしです。