映画 名探偵コナンガイド:予習作品のまとめと2025年新作「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」の見どころ
名探偵コナンの映画シリーズは、1997年の初公開以来、毎年新作が公開され、多くのファンを魅了しています。ここでは、歴代の名作の中から新作映画「隻眼の残像(フラッシュバック)」を観る前にぜひチェックしておきたい作品と、その見どころを紹介します。
※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。映画「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」あらすじ
2025年4月18日(金)公開予定の映画「名探偵コナン 隻眼の残像」は、長野県警の大和敢助(やまとかんすけ)を中心としたストーリーです。長野県警の大和敢助は、かつて雪山で“ある男”を追っていたとき、その男が放ったライフル弾によって左眼を負傷し、さらに雪崩に飲み込まれてしまう。10カ月後、国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、奇跡的に生還した敢助は現場へ。事情聴取のさなか、天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、隻眼となった敢助の左眼が激しく疼き出す。一方、毛利探偵事務所には、小五郎の旧友である刑事“ワニ”から雪山の事件について電話が入った。後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かう途中、突然銃声が鳴り響く。
おさえておきたい歴代映画一覧
映画コナンでおさえておきたい歴代作品は以下です。
1. 「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」(2006年公開)
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- 概要:劇場版シリーズ第10作目&10周年記念作品。テーマは「探偵たちの対決と絆」で、探偵のプライドを賭けた知能戦が展開されます。横浜を舞台に、謎の依頼人によって仕掛けられた罠により、コナンと毛利小五郎をはじめとする探偵たちが挑戦を余儀なくされます。もし謎が解けなければ、大切な仲間たちの命が危険にさらされるというタイムリミット付きのスリリングな展開が見どころです。
- 見どころ:本作の見どころは、シリーズ初の横浜を舞台にした壮大なスケール感と、レギュラーキャラクターがほぼ勢ぞろいした作品というところです。怪盗キッドや服部平次といった人気キャラクターも登場し、それぞれの個性が存分に発揮されます。また、観覧車やランドマークタワーといった名所を絡めた謎解きの演出は臨場感抜群です。コナンたちの推理戦に注目です。
2. 「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」(2007年公開)
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- 概要:舞台は南の楽園・神海島(しんかいじま)で、海賊の財宝を巡るミステリーが展開されます。コナンたちが島を訪れる中で起こる連続事件に、300年前の海賊伝説や宝探しといった要素が絡み合いながらも、真実を追求する様子が描かれます。島の自然や海の美しさが映像を彩る一方で、深まる謎と迫る危機感がストーリーを盛り上げます。
- 見どころ:本作の見どころは、南の島を舞台に繰り広げられるトレジャーハンターの登場です。コナンと蘭、少年探偵団が協力して謎を解き明かす姿に加え、海中でのアクションシーンは迫力満点。特に、蘭と園子の友情が物語の鍵となり、ふたりの絆が描かれる感動的な場面も魅力です。また、古の海賊の伝説や歴史が事件解明に重要な役割を果たす点も、ミステリーの奥深さを楽しめるポイントです。
3. 「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」(2013年公開)
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- 概要:日本海を舞台に、一隻の不審船から物語が始まります。体験航海にきていたコナン一行が艦内にて事件に遭遇。艦内にスパイがいることも判明し、コナンは自衛隊の協力を得ながら謎を追います。国家機密や国際的な陰謀も絡むスリリングな展開が特徴で、海と国家の安全を守るためのコナンの活躍が光る作品です。
- 見どころ:本作の見どころは、スパイ映画さながらの緊張感あるストーリーと、海上自衛隊の全面協力によるリアルな護衛艦や装備の描写です。実際の護衛艦「あたご」取材を元にした忠実な描写に加え、迫力ある艦内でのアクションや海中でのシーンは息を呑むほどの臨場感があります。また、国家機密に迫るミステリーに加え、蘭とコナンの絆が描かれる感動的なエピソードも見逃せません。ラストのどんでん返しとともに、守るべきものの大切さを問いかける重厚なメッセージが胸に響きます。
4. 「名探偵コナン ゼロの執行人」(2018年公開)
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- 概要:物語は東京サミットの開催を控えた最先端施設「エッジ・オブ・オーシャン」での爆破事件を発端に展開します。容疑者として逮捕された毛利小五郎を救うため、コナンは事件の真相に迫ります。一方で、公安警察の「ゼロ」の異名を持つ安室透が重要な鍵を握り、彼の正体や信念が物語の核心となります。社会の裏側を描く重厚なテーマも特徴です。
- 見どころ:本作の見どころは、安室透というキャラクターの魅力が存分に描かれる点です。この作品で安室透ファンがより増えたとか…?アニメシリーズではあまり描かれなかった公安警察、探偵、黒の組織の3つの顔を持つ彼の葛藤や信念が、スリリングな展開を生み出します。また、最新技術を駆使した事件現場の再現や、手に汗握るカーアクションシーンも圧巻です。さらに、サスペンス要素と人間ドラマが巧みに融合し、コナンと安室がどのように信頼を築いていくのかが観客の心を引きつけます。ラストの衝撃的な結末も必見です。
5. 「名探偵コナン 緋色の弾丸」(2021年公開)
出典:Amazon
- 概要:物語は、世界中の注目を集めるスポーツの祭典「WSG(ワールド・スポーツ・ゲームス)」が東京で開催される中、リニアモーターカー「真空超電導リニア」の開通を控えた日本で発生する連続拉致事件を描きます。FBIや赤井一家が関与し、国際的なスケールで展開するミステリーとアクションが見どころの作品です。
- 見どころ:本作の最大の見どころは、赤井秀一をはじめとする赤井一家の総登場です。秀一の卓越した狙撃技術や、弟の羽田秀吉の頭脳プレー、妹の世良真純の活躍がストーリーを彩ります。また、真空超電導リニアの最先端技術を取り入れた迫力満点のアクションシーンや、東京の美しい景観を背景にした臨場感溢れる演出も魅力的です。さらに、国際的な陰謀と家族の絆が絡み合うストーリーは、スリルと感動が絶妙に織り交ぜられています。
「隻眼の残像」をさらに楽しむためのエピソード
新作に登場するキャラクターや設定に関連するテレビシリーズのエピソードも見逃せません。
大和敢助(やまとかんすけ)関連エピソード
- シーズン13 516~517話「風林火山」:大和敢助をはじめとした長野県警メンバー初登場回。
- シーズン14 557話「危険な二人連れ」:阿笠博士と灰原哀が事件に巻き込まれる!?
- シーズン14 558~561話「死亡の館、赤い壁」:「危険な二人連れ」から続くストーリー。
- シーズン17 652~655話「毒と幻のデザイン」:軽井沢で起きた事件を解明するコナンと服部平次に長野県警が協力。
- シーズン19 754~756話「赤い女の悲劇」:園子の貸し別荘で起きた奇妙な事件にコナンと挑む回。
- シーズン21 808~809話「かまいたちの宿」:またもや服部平次と大和敢助が共演!長野の旅館を舞台に事件解決に挑む。
- シーズン21 810~812話「県警の黒い闇」:長野県警内部の腐敗を描く緊張感のあるエピソード回。
- シーズン25 983~984話「キッドVS高明 狙われた唇」:怪盗キッドと長野県警の諸伏高明警部によるスリリングな対決回。
- シーズン26 1003~1005話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)」:事件の依頼を受けたコナン、毛利小五郎、安室透は雪崩で廃教会に閉じ込められてしまう。そんな3人を迎えに行くところで長野県警メンバーが登場。廃教会の中と外でそれぞれが事件の真相に迫る。
新作映画「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」は2025年4月18日(金)公開!
映画「名探偵コナン 隻眼の残像」は、これまでのシリーズ以上に感情や人間ドラマが深く描かれると予想されます。
公開日が近づくにつれ、特報映像や前売り券情報にも注目です。「名探偵コナン 隻眼の残像」の詳細が発表されるたびに新しい魅力が明らかになるはず。ぜひ、歴代作品を観直しつつ、新作への期待を高めてください!
編集部コメント
編集部:北沢 奏音(きたざわ かなで)
元テレビ番組制作会社勤務。
趣味・特技は映画鑑賞、ドラマ分析、バラエティ番組でのトレンド探し。
「楽しい、面白いを共有して笑顔を広げる」をモットーに記事作成をしています。
長年愛され続ける『名探偵コナン』シリーズだからこそ、新作映画をより楽しむためには予習が大事だと思っています。特に、今回の新作でキーパーソンとなる大和敢助(やまとかんすけ)。彼の背景やエピソードを知らずに観るのは、ちょっともったいないかもしれません。映画をもっと楽しむため、この記事を参考に一緒に予習しましょう!