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【赤ちゃん】粉ミルクの作り方は?温度や量、哺乳瓶での飲ませ方を写真で解説

【赤ちゃん】粉ミルクの作り方は?温度や量、哺乳瓶での飲ませ方を写真で解説

初めて粉ミルクを作るとき、正しい方法がわからず不安になる人もいるでしょう。
なんらかの理由で母乳があげられない、量が足りないということもあるので、出産前に作り方を知っておくと安心です。
この記事では粉ミルクの正しい作り方を写真付きで紹介します。
ミルクの適切な温度や量、哺乳瓶での飲ませ方も解説するので参考にどうぞ。

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

1.【写真付き】粉ミルクの作り方!適切な温度も解説

初めての育児の場合、産院で教えてもらうこともあると思いますが、何かとバタバタしていて作り方を忘れてしまったり、本当に合っているのか不安になったりするものですよね。
ここでは粉ミルクの作り方を現役ママが写真付きで紹介するので、わからないことがあればすぐにこの記事に戻って確認できるように、ブックマークやお気に入りに登録しておいてください。

1-1.下準備

粉ミルクを作る前に必ず手を洗いましょう。
さらに哺乳瓶や乳首、計量スプーンといった器具を消毒し、衛生状態を万全にします。

哺乳瓶の除菌は指しゃぶりを始めるまで(生後3ヶ月)が目安とされています。
もちろん長く続けることは問題ありませんが、手間もかかるので、ある程度の時期でやめるというのも一つの方法です。

消毒方法は以下の3つです。

・煮沸消毒

煮沸消毒

器具が余裕で入る大きさの鍋を用意し、すっぽり隠れるくらいの水を入れます。
火にかけて沸騰したら、3分ほど煮沸します。

薬液消毒に比べるとコスパがよいのがメリットです。
消毒する期間はそこまで長くないので自分に合った方法を選択しましょう。

・薬液消毒

薬液消毒

専用の薬剤で消毒溶液を作ります。
容器に器具を入れたら、それがきっちり浸るくらい消毒溶液を注いで、決まった時間だけ消毒。
終わったら洗ったりせず乾燥させましょう。

・レンジ消毒

コンビ

出典:Amazon

電子レンジ専用の消毒容器に洗った器具と決まった量の水を入れます。
レンジで温めて蒸気を容器内に充満させることで消毒ができます。

この方法が最も消毒の手間がかからない方法です。哺乳瓶の数が少ないという人も数分で除菌が完了するのでおすすめですよ!

1-2.お湯を沸かす

器具の消毒をしながらミルクに使うお湯を準備。
鍋を使うならグラグラ煮立つまで、電気ポットならスイッチが切れるまで、飲用水をしっかり沸かします。

最近はミルク専用のポットやミルクの温度に設定できるポットも販売されているので、気になる人はチェックしてみてください。

1-3.哺乳瓶にお湯を注ぐ

哺乳瓶にお湯を注ぐ

消毒が完了した哺乳瓶にお湯を注ぎます。
使用する粉ミルクの説明文をしっかり確認して、正確な量のお湯を入れましょう。
ミルクを殺菌するためにお湯は70度以上のものを使います。
ウォーターサーバーのお湯が温度をクリアしているなら、それを使うと沸かす手間が省けます。

1-4.粉ミルクを加えて溶かす

粉ミルクを加えて溶かす

計量スプーンなどを使って説明文通りの量の粉ミルクをお湯に加えます。
(粉ミルクを使った後は髪の毛やホコリなどが入らないようにフタをしっかり閉めましょう)
哺乳瓶に乳首とキャップを取り付けたら、熱くないようにふきんなどを使って哺乳瓶を掴み、ゆっくり振り混ぜます。

1-5.ミルクを授乳できる温度まで冷やす

ミルクを授乳できる温度まで冷やす

粉ミルクがお湯に溶け込んだら、授乳できる温度まで冷やします。
適温は37度程度のいわゆる人肌の温度。
哺乳瓶のキャップより下を氷水や冷水を入れた容器に入れたり、流水にあてたりして冷やしましょう。

適温チェック

適温になったかどうかは、腕の内側に少しだけミルクを垂らしてチェック。
熱くなく、生温かいくらいならOK。
まだ熱いようなら、もうちょっと冷ましましょう。

適温まで冷ます時間を短縮したいなら「湯冷まし」を使います。

1. 70度以上のお湯を分量の半分だけ哺乳瓶に入れる
2. 粉ミルクを入れて振り、よく溶かす
3. 残り半分のお湯の代わりに「湯冷まし」を入れて、よく振り混ぜる

上記のように少しだけ手順を変えましょう。
湯冷ましは清潔な容器に入れて、常温か冷蔵庫で保存します。
用意してから24時間以上たったものは菌が繁殖している恐れがあるので使わないようにしましょう。

1-6.先にミルクを入れてから作る方法も!

先にミルクを入れてから作る方法

お湯の中に粉ミルクを入れて作るのではなく、先に粉ミルクを入れてからお湯を注いでも問題ありません。
その際も、粉ミルクやお湯の量は説明書通り、お湯は70度以上のものを使う、哺乳瓶を振って混ぜ、人肌程度まで冷ますなど、他の工程については変わりません。
初めに70度以上の半量のお湯を使って粉ミルクを溶かし、その後、湯冷ましを半量加える方法でも問題ないです。

ただし、先にお湯を入れる方法に比べると粉が哺乳瓶の底に固まってしまうリスクは高いでしょう。

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2.【月齢別】赤ちゃんに必要な粉ミルクの量

赤ちゃんに必要なミルクの量は月齢によって異なります。
どのくらいの量が必要なのか、6000人以上のママの母乳を分析して作られた有名メーカーの粉ミルク「明治ほほえみ」を参考に見ていきましょう。

ほほえみ

出典:Amazon
※明治ほほえみは、母乳が含有するアラキドン酸の量をより母乳に近づけている商品。 800gの大缶には100gあたり67mgの量が含まれています。

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2-1.生後0日~生後14日頃で必要なミルクの量

生後0日~生後14日頃で必要なミルクの量

生後0日目〜6日頃までは、0日目の10mlからはじまり、1日目は20ml、2日目は30mlと、1日ごとに1回あたりの量を10mlずつ増やしていきます。
生後7日〜14日頃までは、1回あたり80mlをあげましょう。
生後14日頃までは3時間ごとを目安に上記の量を飲ませます。

2-2.生後2週間~生後1ヶ月頃で必要なミルクの量

生後2週間~生後1ヶ月頃で必要なミルクの量

生後2週間〜1ヶ月頃までは、1回あたり80〜120mlの量を3時間ごとを目安にあげましょう。
飲む量が増えて、1日に20〜50gくらい体重も増えます。
体重も考慮してミルクの量を調整しましょう。

2-3.生後1ヶ月~生後2ヶ月頃で必要なミルクの量

生後1ヶ月~生後2ヶ月頃で必要なミルクの量

生後1ヶ月〜2ヶ月頃までは、1回あたり120〜160mlの量を3〜4時間ごとにあげます。
赤ちゃんもこの頃にはミルクを飲むのに慣れて、1回に飲む量が増え、スピードも上がります。
ですが、ゆっくり飲ませることを心がけましょう。

2-4.生後3ヶ月~生後4ヶ月頃で必要なミルクの量

生後3ヶ月~生後4ヶ月頃で必要なミルクの量

生後3ヶ月〜4ヶ月頃までは、1回あたり180〜200mlの量を4時間ごとにあげましょう。
首がすわるのはこの頃で、早いと寝返りを打てるようになる子も。
ちょっとずつ活動的な姿を見せてくれるようになります。
赤ちゃんによって飲む量も変わってくるので、お腹がすいて泣くようなら、量を少しだけ増やしてみましょう。
増やす量は一気にではなく、1回あたり10ml程度から。
多すぎると吐いてしまうこともあるため、様子を見ながら調整しましょう。

2-5.生後5ヶ月~生後6ヶ月頃で必要なミルクの量

生後5ヶ月~生後6ヶ月頃で必要なミルクの量

いよいよ離乳食(ベビーフード)をはじめる生後5ヶ月〜6ヶ月頃。
とはいえ最初は少量を1日1回というレベルなので、ミルクを十分にあげなければなりません。
1回あたり200〜220mlの量を4時間おきに飲ませましょう。

2-6.生後6ヶ月~生後9ヶ月頃で必要なミルクの量

生後6ヶ月~生後9ヶ月頃で必要なミルクの量

離乳食はスタートから1ヶ月ほどしたら1日2回に増やします。
離乳食の量が徐々に増えるのに対し、ミルクの量は減っていきます。
1回あたりのミルクの目安量は生後5ヶ月〜6ヶ月と変わらず、200l〜220ml。
4時間ごとにあげるのも変わらないですが、赤ちゃんが飲みたい分だけあげるようにしましょう。

2-7.生後9ヶ月~1歳頃で必要なミルクの量

生後9ヶ月〜1歳頃になると、1日3回離乳食を食べるようになり、飲むミルクの量はさらに減っていきます。
あげる目安量や回数は変わりませんが、ミルクをいらないという子も出てくる時期。
1歳を迎えるのにあわせて断乳をスタートする人もいます。

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3.粉ミルクを作る際に注意すること

粉ミルクを作る際に注意すべきことがいくつかあります。
赤ちゃんの体に悪影響を与えないように、必ずおさえておきましょう。

3-1.粉ミルクの消費期限は作ってから2時間

1度作ったミルクの消費期限は2時間です。
たとえ赤ちゃんが飲んでいなくても、2時間たったものは廃棄しましょう。
また、先述した通り、飲み残しの場合、雑菌が増殖している可能性があるので、とっておいて後で飲ませるのはNGです。

3-2.ミネラルウォーターでミルクを作る場合は硬度を確認

ミネラルウォーターでミルクを作る人もいると思いますが、その際はパッケージを見て硬度をチェック。
60以下のものを使いましょう。
災害などの緊急事態が起き、60以下のミネラルウォーターが入手できない場合は、国が定める水道水の基準値以下にあたる硬度300以下のものを使いましょう。
300超のものしかない場合は継続使用は避けるようにします。
なお、給水車からの水を使うなら、当日もらったものを使うようにしましょう。

3-3.ミルクが冷めた場合、電子レンジの使用は控える

ミルクが人肌よりも冷めてしまい、温めようというときに電子レンジを使うのは控えましょう。
電子レンジを使うと、外側が適温でも内側が熱いことがあるからです。
やけどをすると大変なので、温めるときは湯煎にしましょう。
お湯の入った容器に、乳首部分が浸からないように哺乳瓶を入れて適温になるまで温めます。

3-4.調乳したミルクを持ち歩かない

外出するときは、作ったものを持ち歩くことはせず、その度に調乳します。
哺乳瓶・粉ミルク・保温ボトルに入れたお湯を持っていきましょう。
荷物を減らしたり、粉ミルクの量を計る手間を省いたりするために、1回分の粉ミルクを小分けして持参するのもアリ。
もしくは、キューブタイプの粉ミルクもあるので、それを使うのもひとつの手です。
湯冷ましもあると短時間で作れます。
もっと身軽&手軽にしたいなら、液体ミルクがおすすめ。
常温であげられるので、お湯も湯冷ましも必要ありません。
哺乳瓶に移す、もしくは専用のアタッチメントを缶に取り付ければカンタンに赤ちゃんにあげられます。

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4.哺乳瓶を使った飲ませ方のコツ!

粉ミルクの作り方をおさえたら、今度は哺乳瓶を使った飲ませ方のコツを覚えましょう。
ミルクは赤ちゃんにとって大切な栄養源。
きちんと飲んでもらえるように要点をチェックしてくださいね。

4-1.赤ちゃんの上体を起こし頭を支える

赤ちゃんの上体を起こし頭を支える

ミルクを飲ませる際は、腕で赤ちゃんの頭をしっかり支えるようにし、上半身を少々起こした体勢になるようにします。
誤嚥や空気の飲み込み、耳管へのミルクの流れ込みが、上半身を起こすことで防げます。

4-2.哺乳瓶を立てて深めに咥えさせる

哺乳瓶を立てて深めに咥えさせる

体勢を整えたら、ミルクを赤ちゃんにあげていきます。
哺乳瓶を赤ちゃんの口に対して直角になるよう立たせましょう。
そして唇が外側に開いているのを確認したら、乳首を深く咥えさせます。
乳首の内側がミルクで満タンになるよう傾けておけば、空気の飲み込みの予防になります。
唇を内側に巻き込んでいたり、乳首の先端だけ咥えていたりという状態でミルクをあげると、赤ちゃんは上手く飲めません。

また、飲ませている間にミルクが泡立ってしまったら泡が落ち着くまで待ち、乳首がつぶれてしまったら元の形状に戻してから飲ませましょう。
ミルクが出にくい、もしくは出過ぎる状況なら、乳首のサイズを変えて調整します。
飲み終わるまで15分くらいを基準にしましょう。

4-3.飲み終わったら必ずゲップをさせる

飲み終わったら必ずゲップをさせる

ミルクをあげ終わったら、忘れてはいけないのがゲップを出させることです。
メジャーな方法は、たて抱きでゲップを促すもの。
清潔なタオルやガーゼを肩に置いたら、赤ちゃんの顔をうつ伏せ気味にのせます。
顔を少し横に向けるようにしたら、しっかり支えてください。
そうしたら、下から上へさする、もしくは背中を軽くトントンと叩いて、ゲップを出すよう促します。

飲み終わったら必ずゲップをさせる

たて抱きの方法では姿勢が安定しない場合は、膝の上に座らせる方法をとりましょう。
膝の上に赤ちゃんを横向きで座らせたら、姿勢が少々前かがみになるようにお腹を腕と手で支えます。
安定したら背中を下から上へさすっていきますが、新生児の場合、のけぞってしまう場合があります。
その際は背中を叩いてゲップが出るようにしましょう。

これらの方法を試してもゲップが出ず、5分くらい経ってしまったら、仰向けに寝かせて顔を左右のいずれかに傾けます。
もしくは、体の右側を下にして横向きに寝かせると、万が一吐き戻しをしたときに吐しゃ物が喉へ詰まるリスクを抑えられます。
吐き戻しを防ぐために、クッションなどを使って上半身を少々起こすようにして寝かせるとよりよいです。

そのままゲップが出なくても、いずれはオナラとして体外に出るので、苦しそうな様子でなければ、無理に出させようとしなくても大丈夫でしょう。

4-4.吐き戻してしまう場合は?

赤ちゃんが吐き戻しをすると心配になるかもしれません。
ですが、胃の形状が吐きやすい縦型で、逆流を防ぐ筋肉や神経が未発達の赤ちゃんにはよくあること。
寝返りやお座りができるようになったタイミングで、吐き戻しの回数が減るケースもあれば、ミルクをやめる1歳頃まで続くケースもあります。
個人差はあるものの、いずれ吐かなくなるため心配無用です。
ただし、ゲップの度に吐き戻す、吹き出すように吐き戻す、お腹がパンパンなど、気になる症状があれば小児科の先生に相談しましょう。

4-5.飲ませ終わったら消毒をする

飲ませる前だけでなく、飲ませた後も哺乳瓶は消毒が必要です。
その前に、ミルクカスを残さず落とすために、哺乳瓶を分解して洗っていきます。
一つひとつ丁寧に食器用洗剤で洗浄。
流水でしっかりとすすいでいきます。
乳首は軽く揉み洗いすると、穴が詰まるのを防げます。

洗い終わったら飲ませる前と同様、以下のいずれかで消毒作業を進めましょう。

・煮沸消毒

大きな鍋に哺乳瓶のパーツを入れ、全部が浸る量の水を入れたら火にかけます。
沸騰後、そのまま5分くらい煮立てて火を止めたら、トングなどの道具で全パーツを取り出し、ペーパータオルや清潔なふきんの上に置きます。
しばらく乾燥させたら消毒終了です。

・薬液消毒

哺乳瓶の消毒に使える薬剤を溶かして作った薬液に、哺乳瓶のパーツを入れて漬けおき消毒をします。
基本的にすすがなくてOKです。

・電子レンジ消毒

消毒専用の容器に哺乳瓶のパーツと決まった量の水を入れたら電子レンジへ。
沸騰により発生する蒸気で消毒します。
必ず、使い方を説明書でチェックしてから使いましょう。

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赤ちゃん

育児にはいろいろな悩みがつきものですが、ミルクに関することで迷ったり心配になったりする人もいるでしょう。
ミルクは赤ちゃんが成長するうえで欠かせない栄養源です。
粉ミルクを使う場合は正しい作り方を実践して、安心なものを飲ませてあげられるようにしましょう。
哺乳瓶でミルクを飲ませる際は、はじめは手間取るかもしれません。
ゲップが出なかったり、吐き戻してしまったりして焦ることもあるでしょう。
ですが、何回もあげていくうちに慣れますし、赤ちゃんの様子で気になることがあれば医師に相談すればいいのです。
「赤ちゃんが健やかに成長できるように」という思いを常に心にとめて、慌てることなく冷静に解決していきましょう。

まとめ

・使う前と後に哺乳瓶を消毒する。消毒方法は煮沸・薬液・電子レンジ
・お湯を入れてから粉ミルクを入れても、その逆でもOK
・粉ミルクを溶かすために使うお湯は必ず70度以上で。人肌程度まで冷ましてからあげる
・1回あたりのミルクの量や回数は月齢で変わる
・哺乳瓶でミルクを飲ませるときは上体を起こす

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