2025年12月は「値上げ小休止」でも油断禁物!年末年始の出費に備える食品・日用品の値上げまとめ
2025年12月、年末を迎えるタイミングで「また値上げ」のニュースが気になるところです。特に、食品や日用品といった家計の“いつもの買い物”にかかるコストが上がると、家計に及ぼす影響は意外に大きく、知らずに買い物を続けていると「ちょっとずつ増えていた」なんてことにもなりかねません。
本記事では、12月に値上げ予定・発表済みの商品カテゴリをピックアップし、その背景にあるメーカー・流通の事情もわかりやすく解説。さらに、値上げに備えてできる節約・買い方の工夫も紹介します。
毎月の“買い物ストレス”を軽くし、今後の値上げにも備えられる内容ですので、家計を守りたい主婦の方はぜひ最後までご覧ください。
※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。1. 続く値上げ、その背景とは?
まず、なぜこのように値上げが続いているのか、直近の調査データをもとに整理します。

値上げの実情
調査によれば、食品を扱う主要195社を対象にした価格改定動向では、2025年通年で値上げ品目数が前年を大きく上回るペースになっています。具体的には、12月までの公表分で累計約2万381品目に上ったという報告もあります。
また、2025年11月時点では、月ベースで値上げの発表数が減少傾向にあるものの、これは“ペースが落ちた”というよりも「ピーク後の小休止」という見方もあります。
背景にある主な理由
値上げを促す主なコストの上昇要因は以下の通りです。
- 原材料高:製品を作るための原材料価格の上昇が値上げ要因として非常に大きい。
- 物流費の増加:トラックドライバーの時間外労働規制や、輸送コスト・海上輸送の混乱などが物流費を押し上げ、製品価格に転嫁されてきています。
- 人件費・労務費の上昇:最低賃金の引き上げ、働き方改革の影響で製造・物流・販売の人件費が上がっており、これも値上げの背後にあります。
- 包装・資材・エネルギーコスト:プラスチック容器、紙トレー、包装フィルム、光熱費なども上昇しており、製品価格維持が難しい状況です。
- “小休止”の空気もあるが…:11月・12月には“値上げペースが鈍化”という分析もありますが、これは「値上げが終わる」わけではなく、年末年始の買い控えや企業側の価格転嫁タイミングの調整で“控えめ”になっているだけという見方があります。
こうした背景から、家計への影響は依然として“続く”と考えておいたほうが安心です。
2. 2025年12月に値上がりする商品リスト
12月に値上げ予定・発表されている(または可能性が高い)食品・日用品のカテゴリを見ておきましょう。
| カテゴリ | 影響が出やすい代表商品例 | ポイント |
|---|---|---|
| 加工食品 | レトルト食品、冷凍食品、即席ご飯・おかず | 12月は加工食品が値上げ品目数で最多140件と報じられています。 |
| 酒類・飲料 | 缶飲料、ペットボトル飲料、ビール・チューハイなど | 同データで、酒類・飲料は70件ほどが12月改定対象に。 |
| 日用品(紙製品・洗剤など) | トイレットペーパー、ティッシュ、家庭用洗剤・柔軟剤 | 日用品系でも原材料・物流・容器コスト上昇で値上げ傾向あり。 |
| “買いやすい”お菓子・菓子類 | チョコレート、スナック菓子 | 菓子類も原材料(カカオ豆など)高騰の影響を受けており、継続的な値上げが見られます。 |
家計に響きやすい“いつものもの”としては、例えば「冷凍食品のおかず」「缶コーヒー」「トイレットペーパー」などが想定されます。12月は「単月値上げ件数」でピーク期よりは落ち着くという見通しも出ており、家計的には“影響緩和”の局面とも言えますが、すでに上がっている“積み重なり分”が負担となっている点は押さえておきましょう。
3. 値上がりを乗り切るための対策
家計を守りつつ、値上げの波をうまくかわすための“買い方・備え”をご紹介します。
3-1. まとめ買いを活用する(楽天マラソンやスーパーセール)
値上げが実施される前に、ストック可能なものは「価格がまだ据え置き」や「改定前の安値」のうちにまとめ買いを検討しましょう。
例えば、保存のきく冷凍食品や箱ティッシュ、洗剤のストック用など。通販サイトの「楽天スーパーSALE」「楽天マラソン」などポイント還元が高い時期を狙うのも効果的です。
3-2. セールを活用する(Amazonセール、楽天スーパーDEAL)
日常的に使うものは、定期的に「セール価格」や「タイムセール」に出ることがあります。値上げ発表前・発表直後は“改定前最後のセール”というケースもあるので、ECサイトのクーポン・キャンペーンをこまめにチェックしておきましょう。ポイント還元率高めの「スーパーDEAL」も賢く使えます。
この時期は各社ブラックフライデーを開催中です!こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
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3-3. サブスクを検討する(定期便で割引+安定調達)
日用品などは定期購入(サブスク)を活用するのも一手です。「毎月◯日配送」「定期便で△%オフ」のような仕組みを利用して、価格変動リスクを抑えつつ、買い忘れ・在庫切れも防げます。
価格改定前に定期便を開始できれば、旧価格のまま受けられることもありますので、12月値上げを控えて検討しておきたい方法です。
4. 値上げ情報を見逃さないコツ
情報が早く入れば、対応も早くなります。以下をチェックリストとしてご活用ください。
- 企業のSNSフォロー:食品メーカー・日用品メーカーが「価格改定のお知らせ」をプレスリリースやSNSで出すケースあり。
- メーカー・ブランドの公式サイト:価格改定時期の案内が掲載されることがあります。
- 店頭での表示チェック:値札が「改定価格予定」や「12月以降」などの記載をしていることも。
- ECサイトのキャンペーンチェック:販売ページが「値上げ前の特価」などになっていることも。
- アプリやニュースサイトの活用:買い物ポケットなど値上げ・日用品コストに関する情報をまとめているメディア、安値通知のアプリ
ブラックフライデー、年末セールもうまく活用しよう!

値上げは「起こるべきことではなく、企業コスト構造の変化による必然」という側面があります。しかし、消費者としては「情報を知る」「備える」「買い方を変える」という3ステップで備えられます。
12月は多少ペースが落ち着くという見方もありますが、これまでの値上げ分の影響は家計に残っています。だからこそ、改定前のストック・セール活用・定期購入の活用など、賢い買い物で“いつもの暮らし”を守りましょう。
少しの手間が、家計に大きな安心をもたらします。いつもの「○○を切らさない暮らし」、値上げの波に惑わされず、賢く乗り切りましょう!
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まとめ
- 値上げ商品カテゴリ:加工食品、酒類・飲料、日用品(紙製品・洗剤)など
- 値上げの理由:原材料高・物流費上昇・人件費増・包装・エネルギーコストの影響
- 影響のある代表商品:レトルト食品・冷凍食品、缶飲料・ペットボトル飲料、トイレットペーパー・洗剤等
- 有効な買い方・備蓄方法:まとめ買い(セール活用)、セール・ポイント還元活用、定期便(サブスク)検討
- 情報収集ツールとして「買い物ポケット」などのアプリ活用を推奨